重要なお知らせ

アートグローブ

札幌ドームの敷地内には、国内外のアーティストの作品24点が随所に配置されています。
アートグローブで心うるおう安らぎのひとときをお過ごしください。

数字をクリックすると作品の詳細を表示します

01 Weightless Boulder
無重力の玉石
トム・シャノン / Tom Shannon
太陽と地球の軌道の比率から導き出された巨大な楕円球がゆらゆらと浮かぶ不可思議な作品。
02 Touch The Wind
風に触れる
岡部 昌生/ Masao Okabe
巨樹に刻まれた時の記憶。羊ケ丘に原生する16の樹木の樹皮をフロッタージュし、時の経過の痕跡、都市の記憶の再生像として取り出している作品。
03 Fruit Ripened in the Northern Sky
みつけたくぼみに結実する
小林 重予/ Shigeyo Kobayashi
地上に落ちて結実しない膨大な数の種子に思いを馳せると同時に、人と人の気持ちの種が、それぞれの心のくぼみに舞い降りて感情の実を結ぶという願いを込めた作品。
04 in the Forest
森の中
伊藤 誠 / Makoto Ito
タウンの入口に位置するこの作品は、様々な連想とともに、いくつかのストーリーを呼び起こす形態としてイメージされ、この後に続く様々なシーンを予感させます。
05 Container of Air
大気の器
柳 健司 / Kenji Yanagi
見る人に、目に見えない向こうに確かに存在するものを喚起させ、北海道の広大な空気をあらためて意識させる作品。
06 Four Corners of World
世界のすみずみ
タデウス・ミスロウスキー /
Tadeusz Myslowski
白と黒の十字が様々な実現で世界を再構成しています。 立方体のブロックはベンチを兼ね、休憩することができます。
07 Near Milutown
ミルタウンの近く
ジョセップ・マリア・マルティン/
Josep Maria Martin
様々な人から自分の最も好きな単語を聞き、それらをつなぎ合わせた新しい物語を、色鮮やかな1本のポールに記した作品。幾何学文様を描く園路、桃色のベンチも作品の一部となっています。
08 Roll Away the Stone/Brixton 8,720km
江頭 慎 / Shin Egasira
一列に並ぶ石は、ロンドンの自宅とこの場所を結ぶ最短距離を示しています。このアートグローブから飛び出して置かれている本物の石、それと同じ形の鉄の石が、楽しい音色を響かせています。
09 Season in Sapporo Spiral
北辰の竜神
國安 孝昌 / Takamasa Kuniyasu
四季の変化と作品がひとつになって刻々と表情を変えます。丸太1本1本、レンガ1つ1つを作家がこの場所で組み上げた力強い作品。
10 SDM
一原 有徳 / Arinori Ichihara
様々な表情を見せるマチエールは、その中に無限の広がりを見ることができます。生理的衝動によるマチエールと、自らを律する数字という理性を持ちこんで構成された作品。
11 Pianissimo in the Northern Sky
北空の最弱音(ピアニッシモ)
田中 信太郎 / Shintaro Tanaka
赤茶色の力強い柱の上に鮮やかな赤が揺れる伸びやかなフォルムが、訪れる人々を迎え入れます。
12 One for Two
ひとつ が ふたつ
安田 侃 / Kan Yasuda
すべてのことは、ふたつあるがゆえにひとつが存在することができるということを明快な形で示した作品。
13 Resfing Wings
休息する翼
國松 明日香 / Asuka Kunimatsu
二羽の鳥にも、寄添う二人の人のようにも見えます。心優しくなる作品。
14 Reducing 3D Space to 2D Space
立体空間より平面空間への還元
奥山 喜生/ Yoshio Okuyama
視覚に入る大きなドーム、樹木、彫刻、それぞれのスケールの違いを融合させることをテーマに、鏡面に仕上げた床面(平面)に立体物を写し出すことで視覚的重量感のつりあいをとった作品。
15 Perfect World
完全な場
端 聡 / Satoshi Hata
迷路のようになっている壁を抜けると、世界中の言語で「ありがとう」と囁かれる。少し嬉しくなるような作品。
16 House of Nupka
ヌプカの家
PHスタジオ / PH STUDIO
訪れる人は、宙を見上げ、深く呼吸し、切り取られた空と交信するだろう。鎮守の森のような場所に、もうひとつのほこらのような「白い家」をつくり、もとからそこにあったように存在させています。
17 Feijao
フェイジョン
大岩 オスカール 幸男 /
Oscar Satio Oiwa
雪の積もっている間、植物の芽のような作品の一部が見え隠れします。誰もが待ち望む春になると、その植物のような優しさとナイフのような力強さを持った全貌が現われます。
18 Terrace:Sapporo Dome
Terrace:札幌ドーム
川俣 正 / Tadashi Kawamata
オープンフィールドの尾根から突き出たデッキ。くねくねと曲がった手摺やランダムな柱によって作られたちょっと奇妙な見晴らしデッキ。
19 Pink Cloud
桃色の雲
ジャン=フランソワ・ブラン /
Jean-Francois Brun
ブリッジからフィールドを眺めると、そこには建物の円弧に呼応するように光る衛星を見る事ができます。フィールドの尾根に円形に配置されたピンク色の照明は、夜空に浮かぶ光の森となります。
20 Orb

楢原 武正 / Takemasa Narahara
飲料水を酸化から守るアルミ缶を、同体積の中で最も膨張する形状であり、地球の象徴でもある球体に貼りつけ、未来へと膨張(発進)する地球をプロテクトしながら、新たなクリエイションを促すことを表現しています。
21 Slope of C
Cのスロープ
堀木 淳平 / Junpei Horiki
切り妻屋根を意識した三角錐のやわらかな斜面、それを包むような石の回り縁、頭上にぽっかりと開いたスカイホール、記号化された要素が一つになり、内包感をもった安らかな空間にしています。
22A Birds
とり
立木 泉 / Izumi Tachiki
長い通路の両端に呼応するように立つ愛らしい鳥は、その配置により、敷地のスケールを感じさせながら、施設にユーモアを与え、親しみを感じさせます。
22B Birds
とり
立木 泉 / Izumi Tachiki
長い通路の両端に呼応するように立つ愛らしい鳥は、その配置により、敷地のスケールを感じさせながら、施設にユーモアを与え、親しみを感じさせます。
23 LOCATED WORLD(SAPPORO),2001
位置づけられた世界(札幌)
ジョセフ・コスース / Joseph Kosuth
360度展開されるガラス壁に世界の都市や村の名前がガラスに刷られています。文字の位置は札幌を中心として見たその場所の方向を、文字の大きさは距離を表し、札幌と世界がどのようにつながっているかがわかります。
24 A TRAVERS L'ELLIPSE SAPPORO 2000
楕円を通って
フェリーチェ・ヴァリーニ / FeliceVarini
建物の天井や柱、壁に見える赤い色面は、ある一点に立つと一つの形になって現れます。そのポイントを自分で探し出すことも作品の楽しみの一つです。

見学可能時間

作品番号 見学可能時間 備考
01~22 7:00~23:00
(11月~3月は7:00~22:00)
冬期間は、積雪状況により一部の作品をご見学いただけない場合があります。また、一部の作品は池や柵があり、少し離れた位置からのご見学となります。
23 イベント開催時
ドームツアー
イベントの都合等により、ご覧いただけない場合があります。※1
24 イベント開催時 イベントの都合等により、ご覧いただけない場合があります。※1
また、ワゴン売店などが作品に重なる場合があります。

1)イベント開催時にご来場の際は、イベント入場チケットが必要となる場合があります。

営業時間外の作品見学は出来ません。

外部サイト

札幌市芸術文化財団のウェブサイト「札幌散策」にて、一部作品の紹介をご覧いただけます。