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Hirobaジャーナル

2026/02/07
  • PRESS

第3回 定例社長記者会見

2026年1月29日(木)、大和ハウス プレミストドーム B2Fアリーナにおきまして、株式会社札幌ドーム代表取締役社長 阿部晃士による第3回定例記者会見を実施いたしました。

また、あわせて、「DOME Snow Zone supported by JAPAN AIRLINES」と、アートプロジェクトについての発表を行いました。

発表資料

社長発表内容

今後の注目イベントと稼働状況について

2月以降のイベントとしては、明治安田J2・J3百年構想リーグが開幕になります。また、新年度になりますが、4月5日には、リーチマイケル選手が所属する東芝ブレイブルーパス東京のリーグワンのラグビーの試合が開催となります。

コンサートに関しましては、非常に話題になっておりますが、嵐やVaundyのドームツアーの開催がございます。また、4月には「JAL SAPPORO MUSIC EXPERIENCE 2026(音楽フェスイベント)」を2日間開催いたします。それから、5月には「to HEROes ~TOBE 3rd Super Live~」、そして11月にはYOASOBIのライブが開催されます。

今年度(2025年度)のプレミストドームの稼働率は、今のところ70%を見込んでおり、2024年度とほぼ同率という形になります。今後予定のイベントが無事に開催できた場合は、決算見込みでは、2024年度を大幅に上回る数値になる予想を立てております。

それから、アマチュア、その他のイベントについてもご説明をさせていただきます。2月は、札幌市の総合防災訓練、「2025年度“コンサドーレ・エスポラーダカップ”全道市町村サッカー・フットサル大会」。雪まつり開催期間中には、「国際スキーマラソン大会」、「JAL SAPPORO SNOW SPORTS PARK」、「札幌リレーマラソン&親子ペアラン」、「プレミストドームマラソン」、婚活イベントであります「さっぽろ雪恋プロジェクト」があります。期がずれますけれども、5月には「サッポロ モノ ヴィレッジ2026春」を予定しております。

イベントの経済波及効果試算について

次に、昨年10月から12月、第3四半期の経済効果について、ご説明をさせていただきます。おかげさまでこの期間、大きなイベントもありまして、札幌市への経済波及効果は79億円と試算させていただきました。

北海道コンサドーレ札幌戦が4試合、ライオンズクラブのアジア大会でございます「OSEAL フォーラム 2025 in Sapporo」、Mrs. GREEN APPLEとSnow Manのドームツアー、そしてサッポロ モノ ヴィレッジなど、29日のイベント開催があり、このような額になりました。

4月から12月までの累計では、161億円という形になります。第4四半期の1月から3月までを加えますと、概ね200億円ぐらいになるというふうに予測を立てております。

来年度につきましては、現在、ボードメンバーや社外取締役の方々と組み立てをしている最中でございます。2031年度までの6か年の中のファーストステージということで、現在は基盤を作って、新しい事業を手掛けるということに重きを置いております。これから、その新規事業である「DOME Snow Zone」、それからZOKZOKさんとのアートプロジェクトのご説明を担当よりさせていただきます。

質疑応答

イベントの経済効果の話をしていたが、200億というのはどう見たらよいか。過去最大なのか。

これまで、経済波及効果の話はしておりませんでした。就任して思ったのは、このドームがあるから、札幌市内の飲食店や宿泊施設、お土産屋さん、飛行機・ JR・バス、そういった経済波及効果をちゃんと測らなければいけないということ。そもそも1日ドームを貸して800万です。設備点検日などもありますから、365日開けられません。それ(貸館による売上)だけではなく、ここに、北海道で最大5万人集まる施設があるので、実は街が潤うっていうことを伝えたくて、観光庁の経済波及効果を試算する計算式を使ってイベントの経済効果を試算しています。今年度200億円行くなら、2026年度、どれぐらいまで上げていこうかと考える、スタート地点だと思っています。

200億円は大きな数字だと思います。飲食店の経営者から、ドームでイベントある日、売り上げが変わると言われるんですよね。夜8時とか9時で終わるイベントだったら、その時点でもうお客さんが一回転していますが、二回転目があるんですって。そうすると、ビールなどの仕入れの量を変えるとか、従業員の人数を増やすとか、そういうことをしていると。ですから、私「VIBES」っていう北海道飲食経営者審議会にアドバイザーとして入っていますが、ドームのイベントがあるかないかを確認していると聞いています。ということはやっぱり、我々がいろんなイベントをやらさせていただいて、それが街に流れていくっていうことはすごくいいことだなというふうに思っています。

10月から12月の間の経済効果試算が79億円ということだが、イベントごとの個別の数字は言えるか。

個別の数字については回答できません。

「DOME Snow Zone supported by JAPAN AIRLINES」について

概要・利用状況

この大和ハウス プレミストドームでは、従来より冬期間の遊び場として「ゆきひろば」というものを展開してまいりました。その「ゆきひろば」を、インバウンド・観光客の集客を伸ばしていきたいという考えから、今シーズンより「DOME Snow Zone supported by JAPAN AIRLINES」というネーミングにリニューアルいたしました。日本航空株式会社さまに特別協賛をいただいております。

来年度からの本格運用に向けまして、今回はプレオープンという位置付けで開催をしております。開催期間につきましては、1月6日から2月28日までを予定しており、この期間内、プレミストドームの休館日を除く全ての日程で開催予定です。

DOME Snow Zoneの利用状況は、1月25日現在、総数で485名。北海道内のお客さまが356名、道外のお客さまが97名、海外からのお客さまも32名ご利用いただいております。

今後のプロモーションといたしましては、海外向けのSNS発信や、インバウンド向けの予約サイトで告知を進めていくほか、市内のホテルへのチラシの配布などを進めていきたいと思っております。2月以降、インバウンドの方を含め、より多くのお客さまにご利用いただけるよう、集客のプロモーションを推進していきたいというふうに思っております。

DOME Snow Zoneにつきましては、現地でお客さまからお声を聴取させていただいており、利用者の約9割の方が大変満足・満足だというお声をいただいており、不満という回答は現状いただいておりません。海外からのお客さまも、中心部から近い立地で、雪で遊べたりスノーモービルに乗れたりと、とても楽しかった、札幌最高だというお声もいただいております。こういう声を今後増やしていけるように頑張って事業を推進していきたいと思っております。

スライドの写真にありますが、DOME Snow Zoneの中ではスライダーのエリアでチューブ滑りをしていただいたり、近隣の幼稚園、小学校、市内のたくさんのお子さまたちに楽しんでいただいております。あとは、今回初めて、スノーモービルをこの敷地の中で体験できるというアトラクションも同時に開催をしておりまして、皆さまにご利用をいただいております。

質疑応答

従来の「ゆきひろば」から新しくなった部分は?

チューブやそりで滑るスライダーのエリアが従来よりも広く、長くなっています。遊具もサッカーゴールを増やしたり、無料でお貸し出ししているそりの種類や数を大幅に増やして、たくさんのお客さまに遊んでいただけるようバージョンアップしています。
あとは、小さな自転車にミニスキーがついたスノーストライダーという遊具も、新たに体験いただけるようになりました。
やはり、一番大きい点は、DOME Snow Zoneと同時開催しているスノーモービルで、敷地の中を回遊できるというアトラクションができたことだと考えています。

スノーモービルは今回新しく導入されたのか?

スノーラフティングは従来からやっていましたが、スノーモービルツアーは、今回から初めて展開しています。札幌という都市の中でこういう雪遊びができるというのが強みだと考えています。

スノーモービルは現在何台あり、来年度の本格運用では何台に増やすのか?

現在は7台ありますが、増やすことについては現状考えておりません。
コースレイアウトが非常に面白くて、オープンアリーナの高台のところを回りながら、下に降りていって、木々を見ながら戻ってくるという、1.8キロメートルのコースを作っております。一番最初に来てくれたのはアメリカのご家族でしたが、スノーモービルに乗った経験がある方で、本当は1周ぐらいにしようかなと思ったそうですが、そのときは3周してくれました。
(コースの都合から)数珠つなぎに何十台も走らせるわけにはいかず、安全第一で、現在は、インストラクターの後ろに5台ぐらい、そしてまた後ろにインストラクターがいて、前後をきちっとプロテクトするという運用をしています。すごく静寂なところなので、ここの空気感みたいなものを感じていただくことを考えたときに、おそらく20台・30台のスノーモービルではないなと感じていますが、今年の結果を見ながら、来年の台数を決めていきたいというふうに考えています。

阿部社長からのコメント

札幌の中心部からわずか30分足らずで、数時間雪遊びをできる場所ってないと思うんです。プレミストドームの地の利を生かしたロケーションで、これを作りたかった。
スノーモービルツアーでは、ドームをバックに写真を撮るんです。この写真を、皆さんに世界に上げてもらいたいなというふうに思っています。街の中から30分でこれる場所で(この写真のアングルでは)ビルが見えません。この絵が最高だと思っていて、「都心なのにビルが映らないでスノーモービルが乗れる」、一つの売りになるなっていうふうに思っております。
実はほとんどまだ告知していないのですが、こんなに人が集まってきてくれたので、とりあえず今年はトライアルという形でお客さまの意見をどんどん聞いて、どうしたらもっとお客さまが満足していただけるようなDOME Snow Zoneになれるのか。今回まだ飲食の提供はできてないんですが、来年度になりますとさらにバージョンアップをさせていただいて、例えばホットワインや温かいホットミールを提供したいなというふうにも考えております。
今回の事業にあたって、我々だけではできないところを、札幌市内・道内のいろんな事業者さんと共創するというのもポイントです。道内企業の方々と一緒に手に手を取って、この北海道の魅力を、道外・海外の方々に発信をしていく。まさしく我々のパーパス「ドームから北海道・札幌を元気にする」ということにドハマりだなというふうにも思っています。
来年度は、雪の状況にもよると思いますが、目標は2か月で1万人のお客さまを道内外から集めること。そして今回二重価格の設定をさせていただきました。市民の皆さま方、道民の皆さま方については、いろんな部分でご協力いただいてますので、いわゆる道民割とお考えいただければよろしいかと思います。今回の入場料、決して高いとは思っておらず、海外だったら多分2倍ぐらいしてると思います。十分ご満足をしていただける施設に、さらに進化をしていきたいなと思っています。

アートプロジェクトについて

アートプロジェクト概要

今回、実験施設 ZOKZOKさまと、株式会社札幌ドームがコラボして、大和ハウス プレミストドームの平時の賑わいを創出に向けたアートプロジェクトを始動します。本プロジェクトは、札幌市の官民連携窓口「SAPPORO CO-CREATION GATE」を通じて提案があり、実施に至った連携事業になります。

実験施設 ZOKZOKさまについてご説明いたします。2025年、札幌創成イーストエリアにオープンした10年限定の「アート」と「交流」の施設です。多様な文化と異ジャンルが交錯する「ミクストカルチャー」と「総合芸術」を育む実験場です。10年という限られた期間の中で、アート・カルチャーの発信拠点として街に新たな価値を生み出し、持続可能な文化の地層を次世代の北海道に残すことを目標としております。

【第一弾】全長9mの巨大猫型彫刻作品展示

本プロジェクトの第1弾として2026年2月4日から11日、雪まつり期間に合わせて大和ハウス プレミストドームの展望台にて巨大な猫のインフレータブル彫刻「OU-CNI.」を展示いたします。展望台が巨大なアート空間に変貌しますので、ぜひ皆さま、お越しいただければと思っております。全長が9mの巨大な猫で、その存在もさることながら夜は猫が猫全体が発光し、展望台に幻想的な空間が広がることになりますので、魅力的な世界になります。2月4日から11日の間、各日10:00~19:00(初日は18:00~20:00)展示しておりますのでぜひご覧ください。入場料は大人570円、小・中学生370円です。未就学児および札幌ドームメンバーズ会員は無料とさせていただいております。

今後の展開

このZOKZOKさまとのアートプロジェクトの今後の展開イメージについて、現在検討中のアイディアではありますが、ご紹介させていただきます。ZOKZOKさまが所在する創成イーストエリアの人々とも連携し、教育・産業・地域などとコラボレーションしていく予定でございます。

  • 夏休みの子どもを対象にしたアートと学びのクリエイティブスクールの開校
  • 2026年秋のパリコレ出展を予定しているZOKZOKコアアーティスト・石岡美久によるパリコレ凱旋ファッションショー
  • 令和5年度北海道文化奨励賞、令和7年度札幌文化団体協議会芸術選賞を受賞したZOKZOKコアアーティストの茂呂剛伸による縄文太鼓の演奏会
  • 2026年2月19日から22日にジョブキタ北八劇場にて舞台作品「LAMP LAMP LAMP」を上映するZOKZOKコアアーティスト・平原慎太郎による身体表現のワークショップ

ZOKZOKさまと大和ハウス プレミストドームが北海道の新しい文化の観測拠点となるよう邁進しておりますので、ぜひ企業などからの応援も募集しております。ご興味のある方はZOKZOKさまもしくはプレミストドームの方にご連絡いただければと思っております。

実験施設 ZOKZOKのコアアーティストからのご挨拶

茂呂 剛伸 氏

ZOKZOKビルの1階のフロアで縄文文化の交流施設をやっております、縄文太鼓演奏家の茂呂剛伸と申します。私は一般財団法人縄文芸術文化財団の専務理事を務めております。どうぞよろしくお願いいたします。

渡辺 元佳 氏

実験施設 ZOKZOKの総合ディレクターをやっております渡辺元佳と申します。私は普段東京と札幌半々で屋外の彫刻を作っておりまして、札幌では2年間浪人した後、東京の大学で彫刻を勉強し、今屋外の国内の彫刻だったり、海外の彫刻と関わっています。ZOKZOKではディレクターとしてこの4名プラスいろいろなアーティストとコラボレーションしながら、今までのアートの領域じゃない、拡張したもっと社会が楽しくなるような、街が楽しくなるようなことを創成イーストを中心にやっていければと思っておりますのでどうぞよろしくお願いいたします。

石岡 美久 氏

実験施設ZOKZOKの3階を担当させていただいております、ファッションデザイナーの石岡と申します。私は今年の秋、パリコレに出場することが決まっておりまして、帰ってきて、何かチームで凱旋の大きいイベントなどをやって、さらにファッションのシーンから盛り上げていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

平原 慎太郎 氏

実験施設ZOKZOKの4階フィジカルアトリエを担当する平原慎太郎です。よろしくお願いします。普段振付家、そしてダンサーとして実演もしています。基本は東京とか首都圏でお芝居のステージングであったりだとか自分の作品を発表したりする活動もしてます。北海道では、優秀なダンサーたちと一緒に作品を作ったりしており、今後もこの仲間たちと一緒に何かパフォーミングアーツの文脈で総合芸術という中で何か新しいことができるんじゃないかと思ってます。北海道・札幌から世界に出せるような作品が作れたらいいなと思っています。よろしくお願いします。

プロジェクトコンセプト発表に関するZOKZOKさまからのコメント

今回の発表は、森さやかさんにご参加いただいて実現しました。我々、太鼓の茂呂、アートの渡辺、ファッションの石岡、ダンスの平原ということで、総合芸術を目指していろいろな活動をしております。今回大和ハウス プレミストドームが25周年ということで、この記念のときにこういった連携をスタートできることはとても嬉しく思っております。今回の発表での青い猫の作品は、平和を祈ってお昼寝をする猫ですが、様々な情勢がある中、ちょっと心が和むとか、少し未来に希望が持てるっていうところがアートの役割かなと思っております。そういったところをこの連携で、平時から皆さんに楽しんでいただけたらとても嬉しいなと思っておりますので、ぜひ皆さまのお引き立てをよろしくお願いいたします。さきほど森さんに読んでいただいた詩ですが、ドームというこの大きな箱、これがやっぱり僕は伊達市出身で憧れでもあり、僕の武蔵野美術大学の教授である伊藤誠先生の作品が屋外にあるということも聞いていて。その大きな箱をどうやったら皆さんで楽しんでいただけるか、どうやったらもっと違う使い方、北海道らしい使い方ができるかっていうところを、これから我々4人と森さんのような仲間たちと、みんなでいろんな実験をしていければいいなと思ってます。失敗することもあると思いますので、皆さん温かく見守っていただければと思いますが、そういった内容の詩になっておりますので、またぜひ思い出していただけたら嬉しいなと思います。本日はありがとうございました。

阿部社長からのコメント

雪まつり期間中は、黄色というか、蛍光黄色と黄緑みたく光る猫を展示します。アートとか芸術の魅力って、年齢とか性別とか国籍とか超えるものだというふうに思うんですよね。

このプレミストドームは、サッカー・野球・ラグビーを見るとか、コンサートに来るとか、その目的だけで行きますよね。ふらっと来る人はいないんです。僕はやっぱりこのプレミストドームだとか、大倉山のジャンプ台だとか、札幌・北海道の中には絶対残していかなきゃいけない施設っていっぱいあると思うんです。ふらっと来て、ぼーっと、例えば展望台から市街地を眺める。テレビ塔に登ると、藻岩山とか手稲山とか石狩の方が見えるんですけども、逆に、外から中心街を見ていただく。私も見ましたが、ドーム展望台から市街地の夜景が綺麗だったんですよ。デジタルデトックスじゃないんですけど、日常に疲れた人が、もう性別とか年齢とか国籍関係なく、ふらっと来てもらって、このふわふわする猫とゆったりとした時間を過ごしてもらいたいですね。

もちろん札幌のお住まいの方も、雪まつりなので世界各国からも来られるので、このドームの素晴らしさを肌で感じてもらいたい。イベントをやってないときは、休館じゃないかって皆さん思ってますよね。そうではなく、今後ZOKZOKさんとか、皆さま方の力も借りながら、1人でも多くの方々にこの施設を大切にしたいなと思ってくれるような仕掛けをする。僕らだけでは本当に企画ができないので、外からの提案を一緒に考えながらクリエイティブしていくっていうようなことを、2026年度以降も作っていきたいと思いますし、25周年の大々的なイベントはできませんが、このように小さいことをやりながら、大きな成功に結びつけていきたいなというふうに思っております。そしてこの素晴らしい大和ハウス プレミストドームを皆さんで盛り上げていっていただければと思いますし、今後ZOKZOKさんとも第2、第3弾、それからまたお知らせをさせていただきますけども2月に新しいプロジェクトの記者会見をさせていただこうと思いますので、ぜひ見守っていただければと思います。

質疑応答

今回の連携に至った経緯は?

<当社回答>

官民連携の札幌市が用意した「 SAPPORO CO-CREATION GATE」 という仕組みがあり、札幌市スポーツ局から、ドームの日常の賑わいを提案してくださいという募集がありました。それにZOKZOKさんの方から提案をしてくださったという形になっております。元々、阿部社長と茂呂さんをはじめZOKZOKのメンバーが旧知の仲ということもあって、今回ドームが新しいチャレンジをするにあたって、ZOKZOKさんが応援してくださるということで、こういう形で実現しているというところでございます。

この猫の大きさは全長9mとのことだが、高さはどのくらいか。

<ZOKZOK 渡辺氏回答>

高さは膨らみ具合で変わりますが、大体3mから4mぐらい。平均すると3.5mぐらいです。

名前( 「OU-CNI.」 )の由来は何か。

<ZOKZOK 渡辺氏回答>

「CNI」という僕の作品がちょっとタイトルを記号化するシリーズになっていまして、「OU」っていうのが黄色で、「AO」っていうのが青なんですが、黄色のものは会期中は「OUちゃん」と呼んでいただければいいかなと思っています。何か愛称がつけば作品名はどうでもいいかなと思ってます。今回の展示に関する特設ページも用意していますがそちらにも「OUちゃん」って書いてあるので、そちらで呼んでいただけると嬉しいです。

(会見では青色の猫が展示されていたが)実際に展示するのは黄色のものか。

<ZOKZOK 渡辺氏回答>

そうです。これの色違いの黄色いとなります。それが夜ブラックライトで光りますので、福住の国道36号沿いからもうばっちり見えて、会期中、夜も見えるようにしていただくので、ドームの展望台に上がらなくても見えて楽しめるというような形です。

今後の展開イメージのスクールの開校や凱旋ファッションショーは全部ドームで行う認識でいいか。

<ZOKZOK 渡辺氏回答>

そうです。具体的な時期などはこれから検討してまいります。

巨大彫刻とのこことだが、この作品も彫刻になるのか。

<ZOKZOK 渡辺氏回答>

これは実はVRで彫刻しているんですよ。VRの空間の中で、つけたり取ったりの彫刻の作業をして、作った形を現実に落とし込むというか。シームパターンといってこの立体裁断をコンピュータ上で施して、それを実際に布に投影して裁断して縫い上げることで彫刻が出来上がるということです。今、彫刻のメディアもいろんな素材があるので広義になってまして、立体作品のことを大体彫刻っていうんですけど。VRの中で作るCGというか、コンピュータの中で彫刻するっていうのは、重力の制約もないですし、素材の制約もないので、すごくクリエイティブなことができる時代です。その現代の最先端のツールを使って作った彫刻というような感じです。

パソコンの中で作っているのか。

<ZOKZOK 渡辺氏回答>

VRゴーグルで、ゴーグルの中の世界に入って、自分が大きくなったり小さくなったりしながら作っていくというような感じです。自分が小さくなったり大きくなったりできるので、いろんなサイズで検討して、ぐるぐる回しながら、ここをこう引っ張って大きくしようとか小さくしようとか削ろうとかっていう作業を繰り返すことで形になっていき、それを最終的にどの形・大きさにしようっていうのを、またVRの中で体感で決めるというような感じですね。昔は小さい模型で50分の1とか20分の1とか小さい自分の人間人形を置いて、こうやって見てたのを、その中に入れる、みたいなことをずっとやってまして、屋外の彫刻を作るときもそのプロセスでやってます。

空間イメージを作っているということか。

<ZOKZOK 渡辺氏回答>

彫刻そのものを作ってます。ポリゴンメッシュというかデータというか、立体を作ってます。9mにしたり、10cmにしたり、自由にスケールを変えられるので、そこを往復しながら形を作っていくという作業をしてます。

素材は何か

<ZOKZOK 渡辺氏回答>

ポリエステルです。

この猫は創成イースト(実験施設 ZOKZOK)で作ったのか。

<ZOKZOK 渡辺氏回答>

これは東京のアトリエで作りました。

雪まつり期間に展示するということだが、一言PRをお願いします。

<ZOKZOK 渡辺氏回答>

雪まつりはやっぱり彫刻の祭典だなと思うんですね。最近では本郷新美術館でも雪の彫刻を作っていたりしますが、立体作品に触れるいい機会だと思うので、そういった北海道ならではの雪まつりっていうものと、こういう屋内の、ちょっとこれが彫刻なのかって思うようなものと、両方楽しんでいただける良い機会だと思うので、ぜひ足を運んでいただいて体験していただければと。あと、阿部社長ともお話していましたが、ドームの展望台の眺望がとてつもなく良いので、そこでただ風景を見るだけじゃなくて、少し作品を見ながら、ベンチも用意してますので、ゆったりとした豊かな時間を過ごして、楽しんでいただければ嬉しいなと思っています。

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