重要なお知らせ

札幌ドーム オンラインリサーチ

2012年度 実施結果レポート

第1回 「札幌ドームの施設・設備について」

実施結果レポート

今回のオンラインリサーチにつきましては、7/6(金)~7/19(木)の14日間で実施し、皆さまより計1,080件(うち、ウェブサイト上でご紹介させていただいたもの:1,000件)のご回答をいただきました。多くの皆さまのご協力に深くお礼申し上げます。今回の実施結果につきまして、下記の通りご報告させていただきます。

レポート概要

  • トイレ洋式化の推進、階段・座席の改良、大型映像装置(スコアボード)の改良、コインロッカーの設置、駐車場や入退場ゲートの運用改善などについてのご意見が多数を占めました。
  • スタンド(観客席)の傾斜角、階段の多さ、カップホルダー位置などについては、ただちに改修は困難ですが、今後の課題とさせていただきます。
  • 大型映像装置(スコアボード)については、将来の更新に向けて今回のご意見も参考に仕様の検討を行ってまいります。
  • トイレ洋式化、トイレ便座クリーナー設置、コインロッカーの設置、駐車場への照明増設、野球用人工芝更新などについては、具体的な検討作業または準備を既に進めています。今年度以降、順次ご利用いただけるよう引き続き取り組みを進めてまいります。
  • 今回いただいたご意見をもとに、多目的トイレの自動ドア化、館内トイレサインの改良、トイレ個室内のコートフック改良、キッズパーク横のエレベーターの階数表示追加、などの改良工事を新たに検討してまいります。

ご回答件数まとめ

  • 総ご回答数/1,080件(うちウェブサイト上でご紹介させていただいたもの:1,000件)
  • 性別/男性55.8%(603件)/女性44.2%(477件)
  • 札幌ドームへのご来場回数
    5回以上/94.8%(1,024件)
    2~4回/4.1%(44件)
    0~1回/1.1%(12件)
  • よく来場されるイベント・施設
    北海道日本ハムファイターズ戦/91.3%(986件)
    コンサドーレ札幌戦/7.7%(83件)
    その他のイベント/0.4%(5件)
    トレーニングルーム・一般利用/0.3%(3件)
    展望台・ドームツアー・キッズパーク/0.1%(1件)
    その他/0.2%(2件)
  • 総ご意見数/2,108件(ご回答内に2つの異なるご意見がある場合は2とカウント)
    (内訳)
    トイレ(414件) 観客席(532件) その他館内設備(562件)
    洋式化 位置 数不足 その他 階段 座席 大型映像装置 コインロッカー その他
    132 90 63 129 263 269 145 87 330
    敷地内設備(172件) 施設運営(190件) テーマと異なるご意見 総ご意見数
    シャトルバス 駐車場 その他 入場ゲート その他
    15 70 87 54 136 238 2,108件

主なご意見

札幌ドームの施設改良工事について

株式会社札幌ドーム(以下当社)では、お客さまからの様々なご意見・ご要望などに基づき、施設の改良工事を毎年実施しています。これまでに実施した主な工事としましては、「プレイヤーズビューシート(フィールドシート)設置」「トイレ一部洋式化改修」などサービス向上に関するもの、「屋外照明追加」「バス停口に融雪ゴムマットを敷設」など安全対策に関するもの、「開閉式可動席部品交換」「屋根部材改良」など施設の維持保全に関するものなどがあります。これらの工事は、いずれも施設所有者であります札幌市と協議・検討のうえ内容を決定し、イベント開催に支障の無いよう日程を工夫しながら、現在は当社の負担で実施しています。これからも、今回いただいたご意見も参考にさせていただき、札幌市と協議しながら、すべてのお客さまにとって快適でよりよい札幌ドームの実現に向けて工事内容を決定し実施していきたいと考えております。
なお、札幌ドームは開業後11年を経て、今後施設維持のための大規模な設備更新等に多額の費用を要します。このため札幌市が昨年度策定した「札幌ドーム保全計画」に基づき、札幌市と協力しながら適切な施設管理・運営を行ってまいります。

トイレについて
トイレの洋式化については2010年度より改修工事を開始し、現在1階コンコースにあるトイレの洋式化率は、開業時の46%から62%へとアップしています。今後も、2012年度に北ゲート2そばのトイレ、2013年度に南ゲート2そばのトイレ、と順に改修工事を進めますが、「洋式よりも和式を利用したい」とのお声にも配慮し、最終的には2015年度末までに洋式化率90%を目指す予定です。
トイレの混雑については、特に混雑が予想されるイベントについては主催者さまと協議のうえ、男性用トイレの一部を女性用トイレに転用するなどの対応を取らせていただいております。また、トイレの洋式化推進により、和式トイレが空いているのに利用されないという非効率な状態の解消にも努めております。しかしながら、時間帯により並び列が発生し、イベント開催前・開催中にお待たせしてしまうケースもございます。トイレ増設はまとまったスペースの確保、また給排水工事が必要なこともあり、全ての階で含め大変難しい状況ではありますが、「着替え専用スペースが別にあれば、その分トイレの混雑が緩和されるのでは」「女性専用のパウダールームがあれば」などのお声も今回いただきましたので、これらとあわせ今後の検討課題とさせていただきます。
洋式便座の暖房機能については、「外が寒い時期を除き、切っても良いのでは」とのお声をいただきました。これを受けまして、7月9日(月)より館内トイレの設定変更作業を早速開始し、7月末までにすべての洋式便座で暖房機能を「切」とさせていただきました。ご指摘ありがとうございました。お客さまにはご不便をおかけしますが、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
その他トイレに関連する設備改良等についてですが、便座クリーナーは、ただいま洋式トイレへの設置に向けて具体的な検討作業を進めておりますので今しばらくお待ちください。また、トイレ個室内のコートフックについては「落ちづらい形状に改善して欲しい」「より低い位置に設置して欲しい」とのお声があったほか、多目的トイレについて「ドアの開け閉めが大変なので、自動ドアに改修してほしい」というお声をいただきました。いずれも、改良工事の実施について新たに検討を行います。
スタンド(観客席)について
スタンド(観客席)の傾斜角については、他のスタジアムと比べやや大きめに取られており、前の方に視界を遮られず快適に観戦できる構造となっております。その反面、階段の上り下りの負担が大きく、「急な階段がきつくて札幌ドームになかなか行けない」などのお声がありました。一方、旋回式可動席(野球時は内野側前方の席、サッカー時はメインスタンドおよびバックスタンド前方の席)では反対に傾斜角が小さく、「前の人の頭が邪魔になって見づらい」とのお声がありました。どちらも抜本的な改善が大変難しいテーマであり、今後の施設改修における課題とさせていただきます。なお、階段通路の手すりの増設・改善、階段の上り下りが少ない「優(やさ)し~と」の拡充・改善など、お客さまの負担を少しでも軽減できる対応策がないかについては今後も検討を行ってまいります。
スタンドの椅子については、「前後左右の幅を広げて欲しい」「荷物を収納できる設備が欲しい」「液体物が上の席からこぼれてくるのを防げるようにしてほしい」などのお声をいただきました。また、カップホルダーについても「位置が低く、通路に出入りする際に足でカップを倒してしまう」「前の人の髪がカップに触れてしまう」などのお声がありました。これらも座席数の減少や多額の費用を伴うため、ただちに改善することが大変難しいテーマであり、今後の施設改修における課題とさせていただきます。
その他の館内設備について
コインロッカーの新設については、ただいま館内への設置に向けて具体的な検討作業を進めております。時期・設置数・場所・料金などは未定ですが、詳細が決まりましたら札幌ドームウェブサイトなどで改めてお知らせします。
大型映像装置(スコアボード)については、開業後11年を経て機器寿命が近づきつつあり、表示機能の安定維持を確保するための更新を行う必要があります。今後、将来の更新に向けての仕様検討を行ってまいります。現在よりも性能を向上したもの、表示内容の充実を図れるものにしたいと考えておりますが、今回皆さまからいただいたご意見も参考とさせていただきます。
キッズパーク横のエレベーター(計2基)については、ご利用が多く、特に車いすやベビーカーをご利用のお客さまには混雑により大変ご不便をおかけしております。また、特殊な構造のエレベーターのため、一般的なエレベーターより昇降スピードが遅いことも課題となっています。ただちに抜本的な改善を行うことは難しいですが、待ち時間のストレスを少しでも改善するため、各階の乗り場に階数表示を追加できないか新たに検討します。
館内コンコースについては、階段にエスカレーターの設置を求めるお声が多くありました。しかしながら、現在の札幌ドームの階段は「エスカレーターなどの重量物を新たに設置することを想定した設計」となっていないため、施設の部分改築や補強工事、耐震性の確保などに多額の費用を要するほか、避難経路確保などの安全面での問題もあり、いずれの場所においてもただちに改修することは難しい状況ですので、今後の施設改修における課題といたします。
また、コンコースの案内サインについて「トイレの案内サインが少なく分かりづらい」とのお声がありました。初めてご来場される方でもご利用しやすいよう、サインの改善について新たに検討を行います。
Wi-Fi設備の設置については、7月10日(火)よりソフトバンクWi-Fiサービスの提供が始まりました。対象エリアはスタンド(観客席)およびアリーナ面となります。対象機器をお持ちの方はぜひご利用ください。
野球時に使用する人工芝については2013年のプロ野球シーズン開幕に向けて全面更新を行います。現在は仕様検討などを行っております。
敷地内(屋外)設備について
敷地内の屋外通路については、「タクシー乗降場の待機スペースに屋根が欲しい」「シャトルバス乗り場~南ゲート間に屋根が欲しい」などのお声がありました。現在は設置の予定はありませんが、今後の施設改修における課題とさせていただきます。
シャトルバスについては、「シャトルバスターミナルから入場ゲートまでが遠い」などのお声がありました。現在の駐車場エリアはシャトルバスの発着に対応できる広さが無いほか、羊ケ丘通との出入り位置との兼ね合いもあり、シャトルバス乗降位置を変更するのは困難な状況ですが、シャトルバスの利便性向上については、今後の課題とさせていただきます。
シャトルバス(大規模イベント開催時に運行)についてはこちら

駐車場については、「前売駐車券の価格が高い」「イベント終了後の退場に時間がかかる」「誘導がスムーズでない」「暗いので照明を増設して欲しい」などのお声がありました。前売駐車券の価格につきましては、公共交通機関への誘導などを目的に、札幌ドーム条例の規定により、大規模イベント開催時で普通車1台2,500円に設定しております。何卒ご理解をお願いするとともに、引き続き公共交通機関のご利用にご協力いただきますようお願いいたします。
お帰り時における混雑緩和については2010年4月よりお帰り時の誘導体制を見直し、お車が2列同時に退場することで混雑の緩和を図っておりますが、今後もよりスムーズにお帰りいただけるよう、スタッフの指導教育も含め、引き続き取り組んでまいります。
駐車場の照明については、これまで常設の照明を設置できていなかったエリアへの照明増設に向けて、ただいま具体的な検討作業を行っております。新たな照明は省電力のLED照明とし、使用電力の低減に努めます。
ドーム歩道橋(以下「歩道橋」)については、地下鉄福住駅からドーム館内までの入退場ルートとなっておりますが、「歩道橋前後の階段にエスカレーターを設置してほしい」との声を多くいただきました。歩道橋の改修を行う場合は多額の費用が必要となりますが、当施設への主要な入口の一つであります歩道橋のバリアフリー化および設備改良は今後の課題とさせていただきます。なお、ドーム前広場~歩道橋~北ゲート「タウン」までの間はエレベーターがあり、お体の不自由な方・お年寄り・ベビーカーをご利用される方優先でご利用いただけます。ぜひご利用ください。
敷地内のエレベーター位置についてはこちら
施設運営について
入退場ゲートについては、イベントにより使用するゲートの位置・数が異なりますが、特に地下鉄福住駅に近い北ゲート側におけるお帰り時の混雑が激しくなりがちです。しかしながら、館外に出た後のドーム歩道橋、および福住駅までの徒歩ルートにおける事故防止のため、一部ゲートの不使用、歩道橋階段の一部不使用などを実施しております。お帰り時に時間がかかり、大変ご不便をおかけしておりますが、安全なイベント運営のためにご理解・ご協力をお願いいたします。また、札幌ドーム敷地内から福住駅までの徒歩ルートに関する、「地下通路か空中通路があれば」「地下鉄の延伸を」などのお声につきましては、札幌市とも共有してまいります。
館内の清掃については、清掃が不十分なところがある、とのお声をいただきました。ご不快な思いをお掛けして申し訳ございません。快適な施設とは何かをスタッフ全員が改めて考え、お客さまへのホスピタリティ追求を心掛けてまいります。また「トイレの清掃頻度・リサイクルポストのごみ回収頻度を増やしてほしい」とのお声もありましたが、スタッフの増員が必要となるため、ご意見はイベント主催者さまと共有し、今後の検討事項とさせていただきます。
これまでの改善事例について

札幌ドームは、施設の適切な維持管理だけではなく、施設の改善・利便性向上にも積極的に取り組んでおります。お客さまからお寄せいただいたご要望等を踏まえた主な改善事例(2007年以降)をウェブサイト内でご紹介しておりますので、上記のレポートとあわせてご覧いただければ幸いです。

これまでの改善事例についてはこちら
おわりに

今回のオンラインリサーチでは、本レポートでは紹介しきれないほど多数のご意見をいただきました。また、ご意見内容がリサーチテーマと大きく異なるためウェブサイトでのご紹介を控えさせていただいたものもありました。これらを含め、いただいたご意見は全て社内で共有し、今後の施設・サービス改善に向けての参考とさせていただきます。
今後も、オンラインリサーチで頂戴した皆さまからのご意見をもとに、お客さまが安全・安心・快適にお過ごしいただけるよう努めてまいります。なお、オンラインリサーチ第2回については9月上旬頃に「飲食」をリサーチテーマとして実施する予定です。ぜひご協力をお願いいたします。
札幌ドームではウェブサイト・お電話・館内に設置したコミュニケーションコーナーにて皆さまからのご意見をお待ちしております。今後も何かお気づきの点がありましたら、ご遠慮なくお知らせいただければ幸いです。
このたびは貴重なお時間を割いてオンラインリサーチにご協力いただきましたこと、また本レポートをご覧いただき、改めてお礼申し上げます。誠にありがとうございました。

第2回 「札幌ドームの飲食サービスについて」

実施結果レポート

今回のオンラインリサーチにつきましては、9/7(金)~9/20(木)の14日間で実施し、皆さまから計618件(うち、ウェブサイト上でご紹介させていただいたもの:599件)のご回答をいただきました。第1回「札幌ドームの施設・設備について」に続き、多くの皆さまのご協力に深くお礼申し上げます。今回の実施結果につきまして、以下の通りご報告させていただきます。

ご回答件数まとめ

  • 総ご回答数/618件(ウェブサイト上でご紹介させていただいたもの:599件)
  • 性別/男性54.5%(337件)/女性45.5%(281件)
  • 年齢/平均44.4才(男性平均45.3才/女性平均43.3才)
  • 札幌ドームへのご来場回数
    5回以上/94.0%(581件)
    2~4回/4.7%(29件)
    0~1回/1.3%(8件)
  • よく来場されるイベント・施設
    北海道日本ハムファイターズ戦/85.3%(527件)
    コンサドーレ札幌戦/14.2%(88件)
    その他のイベント/0.2%(1件)
    トレーニングルーム・一般利用/0.2%(1件)
    その他/0.2%(1件)
  • 総ご意見数/ 1,208件(ご回答内に2つの異なるご意見がある場合は2とカウント)
    (内訳)
    飲食メニューの内容や価格について(518件) 飲食スタッフの
    接客対応について
    (55件)
    飲食キャンペーン
    について
    (45件)
    味・質 種類 価格
    149 22 105 242
    新たな飲食メニューや
    サービスのアイディアについて
    (393件)
    その他飲食
    サービス全般について
    (181件)
    テーマと
    異なるご意見
    (16件)
    メニュー サービス 売店 キャンペーン 飲食サービスの運営 持ち込み 容器類 その他
    223 69 64 37 54 37 20 70

主なご意見

札幌ドームの飲食サービスについて

株式会社札幌ドーム(以下当社)では、イベント開催時に営業する場内飲食売店や弁当販売ワゴン、そして通年営業のレストラン・カフェを運営し、飲食売店の新規オープン・リニューアルを適宜実施しているほか、ヘルシーなメニューの開発、ビール半額デーや期間限定でのキャンペーン実施など、ご来場時のお食事・お飲み物をお客さまがお楽しみいただけるよう、各飲食事業者とともに取り組んでおります。
今回のアンケートでいただいた様々なご意見は各飲食事業者との協議・検討が必要であり、当社だけで対応のお約束ができないものもございますが、ひとつひとつのご意見をしっかり精査して今後の飲食サービスに係る参考とさせていただき、ご来場のお客さまにご満足いただける飲食サービスを提供できるよう取り組んでまいります。
なお、札幌ドームではごみ分別など環境問題への配慮、および衛生上の観点などから弁当などの食べ物の持ち込みをご遠慮いただいているほか、危険防止の観点からビン・缶・ペットボトル類の持ち込みもご遠慮いただいております (紙カップに移し替えをしていただきます)。ご入場口での手荷物検査にご協力をお願いいたします。
イベント時のルール&マナーについてはこちら

飲食メニューの内容や価格について
場内飲食売店、レストラン・カフェ、弁当、スタンド(観客席)でのドリンク販売など、館内で提供するすべての飲食メニューについて、内容や価格に関する評価・ご意見を多数いただきました。以下、多く寄せられたお声を紹介します。
場内飲食売店・レストラン・カフェのフードメニューについては、「もっと値下げして欲しい」「冷めていることがある」「ヘルシーなメニューが少ない」「量が多くて食べきれない時がある」などのお声をいただきました。
弁当メニューについては、「量が控えめの弁当をもっと増やして欲しい」「チームや選手にちなんだ弁当をもっと販売して欲しい」「プラスチック製の弁当箱を使用した弁当を再度販売して欲しい」などのお声がありました。
スタンド(観客席)でのドリンク販売については、「スタッフが来る頻度にバラつきがある」「観戦の邪魔になることがある」「注がれるビールの量にばらつきがある」「ソフトドリンクの氷が融け、味が薄くなっていることがある」などのお声がありました。
ドリンクメニュー(アルコール類およびソフトドリンク)については、「量が多くて飲みきれない時がある」「量が少なめのドリンクメニューも販売して欲しい」「売店の並び列に『ドリンク購入専用列』を作って欲しい」などのお声がありました。
これらのお声はいずれも、今後の商品開発・メニュー更新・価格設定などの参考とさせていただきます。また、お叱りについては内容を真摯に受け止め、各飲食事業者と協議を行い改善に努めてまいります。
あわせて、札幌ドームへのご来場前にフードメニューをご覧いただけるよう、ウェブサイト内でのメニュー紹介の充実にも取り組んでまいります。
飲食スタッフの接客応対について
飲食スタッフの接客応対については、ホスピタリティのある応対に努めるスタッフへのお褒めの声をいただいた反面、「スタッフの手際が悪い時がある」とのお声や、「挨拶がない」「無愛想・不親切な態度」「私語が多い」など、接客応対の基本ができていないスタッフの存在を指摘するお声が多くありました。札幌ドームでの観戦・鑑賞という「思い出に残る一日」を楽しみにご来場いただいたお客さまに対し、皆さまのご期待に沿う接客応対を徹底できておらず誠に申し訳ございません。
札幌ドームでは、お客さまにより快適に飲食を楽しんでいただけますよう、アルバイトを含めスタッフの衛生意識の向上、サービスの強化に取り組んでいます。例えば、札幌ドーム内のすべての飲食事業者と協力し、アルバイトスタッフを対象とした衛生講習会や外部講師によるサービス講習会を行っています。また、各飲食事業者においても、レジ操作や商品包装などのスキル向上をはじめ、他店舗での主な販売品目の把握など館内の知識向上にも取り組んでおりますが、今回のご指摘を受け、今後も当社と各飲食事業者が連携しながら、より一層の接客応対の向上に取り組んでまいります。
飲食キャンペーンについて
「ビール半額デー」については、フランチャイズチームの応援をさらにお楽しみいただくために毎年実施(2012年シーズンはコンサドーレ戦1試合、ファイターズ戦2試合)しており、「実施日をもっと増やして欲しい」とのお声をいただくなど、大変ご好評いただいております。ご愛顧いただき誠にありがとうございます。一方、お客さまのご注文にビール販売が追い付かないケースがあり、「ビール販売スタッフがなかなか来ない時があった」とのお叱りもありました。販売体制等の強化・充実については、今後の検討事項とさせていただきます。
その他の飲食キャンペーンについては、今年実施いたしました『グルメBINGOツアー2012~ドームのグルメを食べつくせ~』『コンサ de スクラッチ』『札幌ドーム発 秋の味覚列車 食欲∞(むげんだい)』などについてお声をいただきました。『グルメBINGOツアー』については、「いろいろな店を訪ねるきっかけになり良いと思う」などお褒めのお言葉をいただいた反面、「指定メニューを全て食べきるのが難しかった」などのご指摘もいただきました。これらのお声は、今後実施する飲食キャンペーンに活かすよう努めてまいります。また、その他のキャンペーンについていただいた「キャンペーン内容が分かりづらかった」とのお声については内容を真摯に受け止め、告知内容がより分かりやすいものとなるよう、そしてより良い飲食キャンペーンとなるよう心掛けてまいります。
新たな飲食メニューやサービスのアイディアについて
新たな飲食メニューやサービスについても、数多くのアイディアを頂戴しました。誠にありがとうございます。以下、お声の多かった内容をご紹介します。
場内飲食売店のフードメニューに関連したものでは、「北海道らしいメニュー」「札幌ドームでしか食べられないオリジナルメニュー」の更なる充実を求めるお声・アイディアが多く寄せられました。特に北海道外からのお客さまのなかには、“北海道での食事”ということで大いに期待されているお客さまもいらっしゃいます。今回いただいたお声は社内でしっかり受け止め、今後の商品開発・メニュー更新などの参考とさせていただきます。また、スタンドのお席で召し上がる事に関連し、「かさばらない容器・包装」「こぼれにくい・手が汚れにくいメニュー」などの充実を求めるお声があったほか、お子さま連れのお客さまなどから「子供用の小さなストローを各売店に用意して欲しい」「小さいサイズのドリンクを販売できないか」「ワンコインで購入できる小さめの弁当が欲しい」などのお声をいただきました。いずれも各飲食事業者と連携し、実現に向けて検討を行ってまいります。
スタンド(観客席)でのドリンク販売に関連したものでは、「ビール以外のアルコール飲料(ワイン・カクテルなど)もスタンドで販売して欲しい」「寒い時期はホットドリンクも販売して欲しい」「軽食やお弁当・スナック類なども販売して欲しい」などのお声がありました。これらは現在コンコースの場内飲食売店でお買い求めいただけますが、札幌ドームのスタンドはお席の場所によっては階段の上り下りが多く、お席⇔売店間の往復が大変な場合もあります。スタンド等の施設改修は難しい課題となっているため、飲食販売体制の見直しにより、お客さまの負担を少しでも軽減できないか検討を行ってまいります。
その他にお寄せいただいたアイディアには、新たな飲食キャンペーンとして、「ソフトドリンクの半額デーを実施して欲しい」「弁当の割引デーを実施して欲しい」「次回使用できる割引クーポン配布があるとうれしい」などのお声があったほか、「飲み物の回数券を販売して欲しい」「紙パック飲料の自動販売機を設置して欲しい」「購入ごとにポイントが貯まるような仕組みが欲しい」などさまざまなお声がありました。導入をただちにお約束できるものはまだありませんが、お寄せいただきましたアイディアをひとつでも多く実現し、お客さまに喜んでいただけるメニューやサービスを提供できるよう努力してまいります。
その他飲食サービス全般について
飲食売店の混雑に関連して、「待ち時間が長い」「並んでいる間に売り切れとなる時がある」「並び列が通行の邪魔になる」などのお声がありました。多くのお客さまが集中する際は長時間お待たせしてしまうケースがあり、誠に申し訳ございません。各飲食事業者と連携し、売り切れや準備中の商品をお客さまにわかりやすくお伝えするほか、並び列が発生した際の通路確保などに努め、お客さまがイベントを心置きなくご覧いただけますよう取り組んでまいります。
場内飲食売店の店舗数については、建物の構造上、および避難経路確保などの安全面での問題もあり、大幅に増加させることは難しい状況です。しかしながら既存スペースの用途変更による飲食売店設置は2009年にオープンした『サブウェイ』のほか、本年9月14日(金)にはたこ焼き専門店『築地銀だこ」が新たにオープンしました。今後も、既存売店のメニュー充実・強化とあわせ、さまざまなメニューをお楽しみいただける札幌ドームとなるよう努めてまいります。
イベント中に食事ができる場所については、スタンドのほかには場内の西ゲート側にある大きな階段などでお召し上がりいただいておりますが、テーブルと椅子を備えた常設スペースが館内に無く、ご不便をおかけしております。
ファイターズ戦およびコンサドーレ戦におきまして、北ゲート側通年営業店舗「スポーツ・スタジアム・サッポロ」を試合中も場内コンコースからご利用いただけます。店内には大型テレビが複数設置され、試合開催時には中継映像を観ながらゆったりとお食事をお召し上がりいただけますので、ぜひご利用ください。
リユースカップ(再使用できるプラスチックカップ)およびマイカップの導入については、紙カップと比較して省資源化・廃棄物削減を図ることができるため、Jリーグの本拠地スタジアムの一部などで導入されており、当社でも過去にリユースカップ導入を検討した経緯があります。しかしながら、札幌ドームではプロ野球・サッカーなど多数のイベントが連日にわたり開催されることも多く、リユースカップの使用⇒回収⇒洗浄⇒乾燥⇒再使用の流れ(他のサッカースタジアムの事例では数日から一週間程度必要)を作るためには相当な数のカップが必要となること、また、大量に発生するカップの洗浄・乾燥に対応できる施設・設備が札幌近郊に無いことなどから、リユースカップの導入は極めて難しいのが現状です。
また、「マイカップの持ち込みを可能にしてほしい」とのお声もありましたが、衛生管理の観点からマイカップの導入は難しいと考えております。
そのため、札幌ドームでは飲料用紙カップなどの分別回収を実施し、トイレットペーパーの原料などとして再資源化を図ることで環境にやさしい施設を目指しています。今後も、皆さまのご協力を何卒よろしくお願いいたします。
コンコース等の案内サイン・館内案内図については「売店の位置が分かりづらい」とのお声がありました。初めてご来場される方でもご利用しやすいよう、サインの改善については当社で検討を進めてまいります。なお、札幌ドームではイベント開催時におけるおすすめ飲食メニュー、飲食売店の位置図などを掲載したリーフレット「札幌ドーム スタジアムグルメ・ガイド」を館内で配布しております。イベントご来場の際にぜひご覧ください。
今回お寄せいただいた販売のご要望の中には、飲食サービスとして既に提供しているものもいくつかございます。当社による広報・館内告知などが十分でなく、大変申し訳ございません。お声として頂戴したポテトチップス等のお菓子、おにぎり、温かいお茶などのホットドリンク、ミネラルウォーターについては、既に館内の一部売店で販売を行っております。詳しくは館内の飲食売店スタッフにお尋ねください。なお、館内には水飲み場が計8か所設置されておりますので、こちらもあわせてご利用ください。
また、「フードメニューのランキングを発表してほしい」というお声もいただいたため、これまで実施したことのあるお弁当のランキング発表などを、さらに充実させて実施できないか検討を行ってまいります。
水飲み場についてはこちら
これまでの改善事例について

札幌ドームは、飲食サービス等の改善・利便性向上に積極的に取り組んでおります。お客さまからお寄せいただいたご要望等をふまえた主な改善事例(2007年以降)をウェブサイト内でご紹介しておりますので、上記のレポートとあわせてご覧いただければ幸いです。

これまでの改善事例についてはこちら
おわりに

今回のオンラインリサーチでも、第1回に続き本レポートでは紹介しきれないほど多数のご意見をいただきました。また、ご意見内容がリサーチテーマと大きく異なるためウェブサイトでのご紹介を控えさせていただいたものもありました。これらを含め、いただいたご意見はすべて社内で共有し、今後の飲食サービス改善に向けての参考とさせていただきます。
プロスポーツ観戦やコンサート鑑賞、その他各種イベントの見物・参加は、多くのお客さまにとって非日常の、そして時には一生の思い出に残る素晴らしい経験です。当社は、札幌ドームの飲食サービスもそうしたお客さまの経験を形成する重要な要素の一つだと考えています。今後も、オンラインリサーチで頂戴した皆さまからのご意見をもとに、お客さまがイベントとともにスタジアムグルメを思う存分お楽しみいただけるよう努めてまいります。
なお、第3回目の実施時期については未定でありますが、「札幌ドームのウェブサイト・広報物など」をリサーチテーマとして実施する予定です。また、本アンケートとは趣旨が異なりますが、フランチャイズチームの発展と選手の活躍を願い、札幌ドームでその年最も活躍した選手に贈る「札幌ドームMVP賞」野球部門のファン投票を10月下旬頃に、サッカー部門のファン投票を11月下旬頃にそれぞれ実施する予定です。ぜひご協力をお願いいたします。
札幌ドームではウェブサイト・お電話・館内に設置したコミュニケーションコーナーにて皆さまからのご意見をお待ちしております。今後も何かお気づきの点がありましたら、ご遠慮なくお知らせいただければ幸いです。
このたびは貴重なお時間を割いてオンラインリサーチにご協力いただきましたこと、また本レポートをご覧いただきましたことに、改めてお礼申し上げます。誠にありがとうございました。

第3回 「札幌ドームのウェブサイト・広報物について」

実施結果レポート

株式会社札幌ドーム(以下当社)は、3/1(金)~3/14(木)の14日間におきまして、インターネットアンケート「札幌ドーム オンラインリサーチ」の第3回「札幌ドームのウェブサイト・広報物について」を実施し、皆さまから計282件(うち、ウェブサイト上でご紹介させていただいたもの:235件)のご回答をいただきました。第1回「札幌ドームの施設・設備について」、第2回「札幌ドームの飲食サービスについて」に続き、多くの皆さまのご協力に深くお礼申し上げます。今回の実施結果につきまして、以下の通りご報告させていただきます。

ご回答件数まとめ

  • 総ご回答数/282件(ホームページ上でご紹介させていただいたもの:235件)
  • 性別/男性70.2%(198件)/女性29.8%(84件)
  • 年齢/平均44.1才(男性平均44.1才/女性平均44.0才)
  • 札幌ドームへのご来場回数
    5回以上/90.4%(255件)
    2~4回/7.8%(22件)
    0~1回/1.8%(5件)
  • よく来場されるイベント・施設
    北海道日本ハムファイターズ戦/88.7%(250件)
    コンサドーレ札幌戦/10.3%(29件)
    その他のイベント/0.7%(2件)
    その他/0.3%(1件)
  • 札幌ドームウェブサイトの閲覧頻度
    週に3回以上/12.1%(34件)
    週に1回以上/10.3%(29件)
    月に数回程度/25.5%(72件)
    月に1回程度/18.8%(53件)
    1年に数回程度/33.3%(94件)
  • 総ご意見数/320件(ご回答内に2つの異なるご意見がある場合は2とカウント)
    (内訳)
    ウェブサイトについて(117件) イベントニュースについて(45件)
    全体的な感想 座席ガイド チケット アクセス・交通情報 スマートフォン専用サイト 新たなアイディア 全体的な感想 新たなアイディア 配布方法
    32 27 9 4 14 31 11 25 9
    地下鉄広告について
    (29件)
    メールマガジンについて
    (21件)
    その他広報へのご意見・ご提案
    (45件)
    テーマと
    異なるご意見
    (63件)
    全体的な感想 新たなアイディア 全体的な感想 新たなアイディア 新たな情報発信の媒体 新たな情報のアイディア 現状広報への感想
    21 8 13 8 25 17 3

主なご意見

ウェブサイトについて
今回のオンラインリサーチでは、「ウェブサイト」についてのご意見・ご提案が最も多く、117件寄せられました。全体の回答者のうち、月に1回以上札幌ドームウェブサイトを閲覧する方の割合は66.7%と半数以上で、身近な情報ツールとしてご活用いただいていることが考えられます。
一方、年に数回程度しか閲覧しない方の割合は33.7%で選択肢の中で一番多く、「ウェブサイトがあることを知らなかった」などのお声もいただきました。
多くの皆さまにご活用いただけるより身近で便利なウェブサイトをめざし、今回寄せられたお声をもとに改善に取り組んでまいります。以下、寄せられたお声の一部についてご紹介します。

「ドームマップ・座席ガイド」コンテンツの野球モード座席位置ページサッカーモード座席位置ページについては、「座席の位置をもっと詳しく知りたい」というお声が多く寄せられました。2012年2月に新たに公開した座席配置図(PDF)では、「通路から何番目か」など詳細な座席位置をお調べいただけます。

しかしながら、「細かすぎて見づらい」「もっと簡単に座席を調べられるようにしてほしい」というお声もいただきましたので、より便利な座席ガイドをめざし、改良を検討してまいります。
また、「チケット情報に関するページに座席図のPDFを掲載してほしい」というお声もいただきましたので、早速、コンサドーレ札幌戦・北海道日本ハムファイターズ戦のチケット情報ページに、座席ガイドページへのリンクを追加しました。

「アクセス・駐車場」コンテンツの交通案内ページについては、現在、地下鉄・シャトルバス・空港連絡バスの情報についてのみご案内しているため、「路線バスの情報も掲載してほしい」などのお声が寄せられました。札幌ドーム周辺のバス停を経由する系統等について、同ページにてご案内出来るよう準備を進めます。

また、「シャトルバスの運行時間がわからない」などのお声が寄せられました。現在、ドームスケジュールページおよびイベントスケジュールページにてイベントごとの運行時間をご案内しておりますが、よりわかりやすい表示方法を検討してまいります。

スマートフォンで見やすいページを作ってほしい、というお声も今回多くいただきました。札幌ドームPC版ウェブサイト(以下PC版サイト)の2013年2月(単月)における閲覧数のうち、スマートフォン(iPhone・Android)からのアクセスは全体の34.2%を占めており、札幌ドーム携帯版サイトを大きく上回る状況となっています。画面の小さいスマートフォンでも見やすく使いやすい専用サイトについては、2013年夏頃のオープンを目指して内容等の検討を開始しております。閲覧数が多いページから順次対応できるよう取り組んでまいります。なお、PC版サイトのページ上部にある「文字の大きさ」で「大」を選択すると、スマートフォンでも比較的閲覧しやすくなりますので、ぜひお試しください。

その他ウェブサイトに関して、「飲食メニューの新商品を掲載してほしい」「イベントの詳細情報を案内してほしい」「トレーニングルームスタッフを紹介してほしい」「サイト内検索ができる機能を追加してほしい」など、幅広くアイディアをいただきました。今回ご紹介できなかったものも含め、より多くのアイディアを実現できるよう検討してまいります。
広報誌「札幌ドーム イベントニュース」について
「札幌ドーム イベントニュース」については45件のご意見・ご提案をいただき、「手軽で便利」「スケジュールが分かりやすい」などのお褒めをいただいた反面、「以前よりもページ数が少なくなり残念」「もっと多くの情報を載せてほしい」「もっと札幌ドームの良さが伝わる広報誌にしてほしい」などのお声をいただきました。

ページ数については、以前は表紙・裏表紙を含め16ページを標準として制作・発行しておりましたが、2010年5・6月号より現在のページ数(表紙・裏表紙を含め4ページ)にコンパクト化し、その代わりにウェブサイトの内容充実、地下鉄車内広告など告知手段の多様化を図り、現在に至っております。今後も限られたページ数の中で皆さまにご満足いただける広報誌となるよう引き続き取り組んでまいりますが、「2013年7・8月号(6月下旬発行予定)」について、ページ数を増やした“特別号”として発行することを決定いたしました。今後も、不定期ではありますが特別号を組み合わせながら、内容を充実させた情報発信を行ってまいります。

掲載を希望する内容・アイディアとしては、「チケットの購入方法などを載せてほしい」「開催イベントの内容をもっと詳しく知りたい」「もっと先のイベント日程も載せてほしい」「座席図を付けてほしい」「プレゼント企画を実施してほしい」などのお声がありました。いずれも、前述のイベントニュース“特別号”における原稿制作の参考とさせていただきます。

設置場所については、「どこにあるか分からない」「もっといろいろなところに置いてほしい」などのお声がありました。現在は札幌市内の地下鉄主要各駅(計16駅)、市役所、各区役所、ホテルなどのほか、全道のJR北海道主要各駅、レンタカー営業所、観光案内所などにも設置いただいております。しかしながら、地下鉄・JRを普段利用されないお客さまにとっては、冊子を手に取るのが難しい場合もあるかと存じます。設置場所の拡充については今後の課題とさせていただきます。

なお、「札幌ドーム イベントニュース」は札幌ドームウェブサイトでもPDF版をご覧いただけます。設置場所についてもご紹介しておりますのでぜひご覧ください。
地下鉄広告について
札幌市営地下鉄車内の広告については、「イベント開催予定を知ることができ便利」「開催予定をみているとわくわくする」などのお褒めをいただいた反面、「もっと目を引く内容にすべき」「もっと先の開催予定も告知してほしい」「内容更新が遅い時がある」などのお声をいただきました。地下鉄車内の広告は2010年4月より南北線・東西線・東豊線の各車両に掲出し、概ね月1回程度の内容更新を行っています。今後も、皆さまにご満足いただけるよう広告内容を検討し、札幌ドームに行きたくなるような楽しい紙面づくりに努めてまいります。
メールマガジン「HIROBA Mail」について
メールマガジン「HIROBA Mail」は、ウェブサイトよりご登録いただいた方に無料で配信するもので、主にご登録者さまより「もっと配信回数を増やしてほしい」「イベントの裏話を聞きたい」「プレゼント企画を増やしてほしい」などのお声をいただきました。次号以降の「HIROBA Mail」に生かしてまいります。
また、「メールマガジンがあることを知らなかった」とのお声もいただきました。ぜひこの機会にご登録いただき、札幌ドームの情報ツールのひとつとしてご活用いただければ幸いです。
新たな情報発信アイディアについて
新たな情報発信の媒体として、SNSやスマートフォン向けアプリなどを活用し、新しい情報をリアルタイムに幅広く発信することを求めるお声をいただきました。一方、普段インターネットを利用しない人に向けて、新聞や雑誌、フリーペーパーなどを利用した情報発信を求めるお声もいただきました。これまで行ってきたウェブサイトや広報誌などでの情報発信を強化することはもちろん、新たな情報発信の方法についても、みなさんのお声を参考に検討を続けてまいります。
なお、2013年2月に、ウェブサイトトップページからご覧いただける新着情報ページにおきまして、各情報をSNSにてより簡単に共有することができるよう、「mixi」「Twitter」「Facebook」「Google+」の共有ボタンを設置いたしました(一部ページを除く)。興味を感じる情報がございましたら、ぜひご利用ください。

新たな情報のアイディアには、「フランチャイズチームであるコンサドーレ札幌、北海道日本ハムファイターズについての情報をもっと発信してほしい」などのお声が多く見受けられました。各チームの公式ウェブサイト等において、選手や試合の情報について幅広く発信されておりますが、当社も、試合観戦で札幌ドームへお越しのお客さまに向けて、来場方法や観戦のルール・マナー、飲食メニュー、館内の各種設備などのより充実した情報をご案内できるよう、各媒体において改善を検討してまいりたいと思います。また、両チームの運営会社さまにもご意見を共有し、お客さまに求められる情報の発信に努めてまいります。
これまでの改善事例について

お客さまからのご要望等を踏まえた、施設・サービスの主な改善事例(2007年以降)をウェブサイト内でご紹介しておりますので、上記のレポートとあわせてご覧いただければ幸いです。

これまでの改善事例についてはこちら
おわりに

今回のオンラインリサーチでも、第1回・第2回に続き、本レポートでは紹介しきれないほど多数のご意見をいただきました。また、ご意見内容がリサーチテーマと大きく異なるため、ウェブサイトでのご紹介を控えさせていただいたものもありました。これらを含め、いただいたご意見はすべて社内で共有し、札幌ドームをより良い空間へ進化させるための参考とさせていただきます。

札幌ドームのウェブサイト・広報物は、札幌ドーム開業前より告知展開を順次スタートし、内容やデザインのリニューアル、告知手法の見直しなどを重ねつつ現在に至ります。イベント等の情報収集、座席位置の確認はもとより、施設の特徴や当社に関する情報(採用情報やCSRの取り組みなど)を分かりやすくご覧いただけるよう努めておりますが、取り組みが至らない部分・充実させるべき部分を数多くご指摘いただき、大変参考になりました。今後も、オンラインリサーチでいただいた皆さまからのご意見をもとに、皆さまにご満足いただけるウェブサイト・広報物となるよう努めてまいります。

札幌ドームではウェブサイト・お電話・館内に設置したコミュニケーションコーナーにて、今後も皆さまからのご意見をお待ちしております。何かお気づきの点がありましたら、ご遠慮なくお知らせいただければ幸いです。
このたびは貴重なお時間を割いてオンラインリサーチにご協力いただきましたこと、また本レポートをご覧いただき、改めてお礼申し上げます。誠にありがとうございました。